妊娠中、骨盤の恥骨結合や仙腸関節をカバーしている靭帯がゆるくなるとその関節を支えるために周囲の筋肉が緊張して固くなり、痛みの原因となります。腰、殿部、脚の付け根、恥骨部の痛みが、妊娠中に靭帯のゆるみのために起こる代表的な症状です。
仙腸関節と恥骨結合の靭帯がゆるくなると骨盤の底が若干拡がった状態になり、「骨盤底筋群」という筋肉が引き伸ばされて力を入れにくくなります。骨盤下半分の容積が大きくなると上から腸が下がり、膀胱・子宮・直腸が圧迫される形になってしまうのです。
そのため尿もれなどが起こりやすくなり、子宮が圧迫されるとお腹の張りが強く感じられるでしょう。
伸縮性のある骨盤ベルトを使って骨盤を締めている妊婦さんをよく見かけますが、妊娠中の骨盤底筋群をしっかりサポートするのに役に立つのがトコちゃんベルトのようなしっかりと締められるタイプのものです。
骨盤のどこを締めればいいのかしっかりと教えられるのはトコちゃんベルトを扱っている産院や当院のような施設です。特にさいたま市浦和区周辺でトコちゃんベルトの購入をお考えの方はぜひ当院へお問い合わせください。