骨盤は子宮のいれもの

妊娠中に大切なのは大きくなった子宮が骨盤の中にしっかりとおさまっていることです。ゆがみの無い骨盤であれば良いのですが、日常生活や仕事中の姿勢などの影響でどうしても骨盤のねじれのゆがみは発生してしまいます。そしてお腹が大きくなるにつれて骨盤が前傾していきます。お腹が大きくなるにつれて腹筋も伸びて弱くなってしまい、腰の背筋を使いすぎて腰痛が非常に起こりやすくなってしまいます。

また、赤ちゃんが産道を通らなければなりませんので妊娠初期から胎盤の絨毛と呼ばれる組織から「リラキシン」と呼ばれるホルモンが分泌され、出産までの間に靱帯をやわらかくして前進の関節がゆるくなっていきます。骨盤や背骨に元々ゆがみがあると、関節がゆるくなったせいで周りの筋肉に負担がかかりすぎて妊婦さん特有の急な腰痛におそわれることになるのです。

この時いわゆる「反り腰」の状態になっているのですが、関節がゆるくなって不安定になっている骨盤を安定させるため、トコちゃんベルトでしっかり骨盤の関節をしめておきましょう。

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この記事を書いた人

Cleveland University-Kansas City 2003年卒。Doctor of Chiropractic取得。カリフォルニア州開業免許およびカリフォルニア州X線技師免許取得後、現地で4年間臨床経験を積む。
2008年、さいたま市浦和に KAWAEカイロプラクティック開業。

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